って、おいおい、ちょっと待ってくれよ。
ズブ濡れじゃないか!
風邪引くぞ!
大きなお世話だとわかってはいるものの、さすがにこれは心配してしまう。
というか、そもそも一体いかなる理由でこのような状況になってしまったのか。
@ジャケット撮影当日→朝、天気予報で降水確率0パーセントなのを確認→撮影現場へ出かける→いきなりの大雨に襲われる→当然、傘など誰も持ってきていない→仕方なくズブ濡れで撮影
Aジャケット撮影当日→思っていたよりも早く撮影現場に到着→ひとりで暇→「あっ! あそこにプールが!」→泳ぐ→撮影スタッフ到着→「よっしゃ、じゃ早速撮影だ!」→「しまった! …タオルがない!」→仕方なくズブ濡れで撮影
おそらくこのどちらかなのだろうが、いずれにせよ、ここまで悲惨な状況下で撮影されたジャケットなど前代未聞であろう。
「つうか、乾くまで待つとか次の日かなんかに撮影を延ばすとかしろや! 馬鹿か!」
あるいはそんなセリフを吐く方が中にはいらっしゃるのかもしれない。
たしかにそのとおりなのかもしれない。
たとえ酷いズブ濡れ状態であろうと、そんなもん、焚き火にあたりゃあ一発で乾くのかもしれない。なんなら、一旦家に帰り着替えてから再度撮影に臨んでいれば、こんな醜態を晒すことにならずに済んだのかもしれない。
……というか、かもしれない、もなにも、そんなこと、ちょっと考えれば普通、わかるではないか。
いやホンモノの馬鹿だろ、コイツ!
だが、ちょっと待ってくれ。よく考えてほしい。こういうのは普通、スケジュールというのが分刻みで決まっているのではないか。いや、絶対にそのはずだ。とすると、なにしろスケジュールはキツキツに詰まっており、一刻の猶予もない。服を乾かしたり家に着替えに戻るような暇など、おそらくなかったのだろう。まったく、我々一般大衆というものは、芸能の世界の常識を知りもしないくせに、口先だけは勝手なことばかり言いやがる。人の苦労も知らないで!――そんな内なる声がいまにも聴こえてきそうでさえある。
まあしかし、それにしてもだ。口元を手で押さえてなんだかいかにも苦しそうだし、熱だってひどかったのではないか。
「いや、べつにそんなことないよ」
たしかに、なにやら余裕の笑みさえ浮かべているようにも見えなくもない。しかし、裏を返せば、単にやせ我慢をしているだけのようにも見えなくもない。ましてや、心なしか乳首が透けているようにも見えなくもない。美女の乳首ならまだしも、さすがにこれはあんまりでもある。そう言わざるを得なくもない。などと思わなくもない。
あるいは、やはりただの馬鹿なのかもわからない。ひょっとしたら、「常時水に濡れた状態が普通」という、なんだかよくわからない困った馬鹿なのかもわからない。真実はわからない。本当にわからない。
いずれにせよ、世界は広く、そして馬鹿は大勢いる。日本以外行ったことないのでよくわからないが、たぶんそうなのかもわからない。しかし、内実を知りもせず、わかったふうに語るのが、じつは一番格好悪かったりするのかもわからない。
ともあれ、じっさいのところは、やはりわからない。人間がわからない。世界がわからない。SHEILAという人は、ファッションセンスはたしかにいいのかもわからないが、正直顔はゴリラなのかもわからない。「ゴリかっこいい」と呼ぶべきなのかもわからない。ともあれ、本当にわからない。ましてや、このオチをどうつければいいのかも、わかるはずがない。
【全曲解説】
@フェニックス
わからない。
AHOLD OUT!
わからない。
Bソファーのある風景
わからない。
Cソレイユの恋人
わからない。
DSEA BREEZE LOVE
わからない。
EP・CAN
わからない。
FGRAY LONG DISTANCE BUS
わからない。
GSHADOW GRAPH
わからない。
Hリアル ホンキートンク
わからない。
Iハート タイムス
わからない。
JPractice track
わからない。
総評〜聴いてないしわからない
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